よみうり堂の紹介文引用
2018年12月05日
正確に日付は記憶していないのですが、たぶん本年9月頃の読売新聞「よみうり堂」にて同書の紹介が掲載されておりました。その紹介文からの引用です。
・困難の中でも科学的理解を広めようとした姿勢が認めら、昨年、英科学誌ネイチャーなどが主催するジョン・マドックス賞を日本人で初めて受賞した。「日本だけで毎年3000人が子宮頸がんで亡くなり、1万個の子宮が摘出されている。10年状況が変わらなければ、10万個の子宮が失われてしまう」 医師そしてジャーナリストとして取材し、子宮頸がんワクチンの安全性を訴えてきた。
以下は簡略記載にて
若い女性に増えている子宮頸がん
原因となるヒトパピローマウイルスは性交渉で感染する
国内では性交渉体験前の10歳代の少女を対象に、2013年から国が接種を勧める定期接種
開始されたその直後、接種後に体の痛みや歩行障害などの訴えが相次ぎ、
厚生労働省は接種を積極的に勧めるのを中止
こうした症状は、思春期には身体に異常がなくても、心的要因から表れることがある
(という)
接種とは無関係と説明する医師に対しては、「気のせいと言われた」などと攻撃され
(著者が)取材を始めた2014年にはすでにみな口を閉ざしている状態だった
取材執筆を進めるなかで、薬害を訴える市民団体の関係者などから、直接、間接的に
非難された。実験を不備だと指摘した記事をめぐり訴訟も抱える。
それでも、接種と副反応の因果関係には「科学的エビデンスがない」
医学部で学んだことで「医学的な判断を自分で下せるからこそ書けた」と語る。